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父親たちの星条旗

映画、父親たちの星条旗を見る。
監督は「ダーティーハリー」のおっさんこと
クリント・イーストウッド。

第2次世界大戦時の硫黄島の戦いが舞台。
そこで撮影された攻略一番のりの「星条旗を掲げる」写真
のせいで英雄に祭り上げられた兵士3人。
帰国後、戦時国債販促キャンペーンの宣伝役として
奔走させられる。

でも実は「星条旗を掲げる」写真は
一番のりの人物たちをうつしたものではない。

軍上層部はそれを知りながらも
資金確保・戦争継続のために兵士3人を利用するのであった。
...そんな感じの内容。

ド派手な戦闘シーンはあるが
硫黄島の戦いの悲惨さから戦争批判をするのは
やや控えめ。
それよりも本土に帰った兵士の苦悩を通して
戦争の愚かさを描いている点が斬新。
というかそんなネタでよく2時間以上も
話を膨らますことでできたことに大変感心する。

ちなみ敵対する日本軍だけど
ビジュアルがなかなか出てこない。
アメリカは見えないエイリアンと戦争しているようにも見える。

まあこの映画。
アメリカ視点では「父親たちの星条旗」
12月公開の「硫黄島からの手紙」では日本視点の2部構成で作られている。
双方が場面ごとにザッピングされる雰囲気なのでまた見に行こうと思う。
by torororo1 | 2006-10-28 17:26 | 映画 | Trackback | Comments(0)