外はカリカリ・中はジューシーの惨劇
2006年 02月 08日
特にカラッと揚げた皮つきのやつ。
でも愛情とはウラハラに、からあげは酷い仕打ちをしてくる。
まずグサッ!と
口に入れたとたん、カリカリの衣が口内に突き刺さる。
さらに噛むと、アツアツジューシーな肉汁が攻撃。
炎症をおこしそうになり悶絶。
大変辛い。
...からあげは凶器だと思う。
今まで、100人くらいの人間が
これが原因で死んでいるんじゃないか?
もう、からあげを使った完全犯罪の小説を書きたいくらいだ。
そういえばじいさん、ばあさんが好んで「からあげ」を
食べている光景はあまり見たことがない。
『油っぽいから食べないのかな?』と思っていたけど、
度重なるからあげの仕打ちにイヤケがさした結果だと思う。
「大人と子供の見分け方は、からあげを食べさせることでわかる。」
そういえば、薄くなった髪を撫でながら
俺のじいさんがしみじみと語ってくれたっけ。
...いや、うそ。
今のは俺の妄想。
とにかく、からあげは若さのバロメーターだと思う。
いつも口の中がダメージを受けながらも、
果敢にからあげに挑戦していきたい。
吉村達也氏あたりが出版しそうな予感。
ん?大分県はからあげが名物なの?
からあげだけを売る店がたくさんあり、地元の人にとっては当たり前のように食べるらしい。老人も。