白vs白のサイレントウォー
2005年 11月 27日
『なんか、霧の中にいるみたいだ。』
『やばい。霧の向こうに三途の川が見えてきた』
そう思った、俺。
己の限界が近づいてきたと危惧して周辺を見渡す。
すると、目線の先に加湿器があった。
なんとかなるかもしれないとスイッチを入れてみる。
数分後、シュンシュンという音を立て、白い煙が沸いてくる。
頼もしい存在。
『たばこの煙に負けるな!がんばれ!』
声に出すことはできず心の中で応援する、俺。
white 対 white。
二大勢力の戦い。
でもどちらも同じ色なので、効果があるのか分からない。
よって、こっそり湿温計をチェックしながら見守ることにした。
しばらくして
加湿器のツマミを「強」にしたおかげで湿度が抜群にUP。
心なしか、室内の空気もフレッシュになった気がする。
俺の勝利か!?...その時はそう思った。
どうやら加湿器をかけると体感温度を下げることになるらしいね。
たばこを吸う人は少し寒がっていた。
火が恋しいのか、たばこに火をつけるペースが早まった。
『NO! ゴフッー!!』
...結果、煙で頭が朦朧としてきた時点で俺の負け。
ダークな気持ちとともに体じゅうに煙のヤニがしみついた。
by torororo1
| 2005-11-27 00:07
| つれづれ事
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