インスタント鎌倉
2004年 11月 23日
うーん、優越感。
「こんなチャンスを逃すのはもったいない!」と思い、
本日、ずっと温めておいた企画『リベンジ鎌倉』を発動させる。
.....実は真夏に鎌倉、特に江ノ島海岸に行ったのだが、
焼きそばを食べてきただけ ろくに観光もせず帰宅した苦い経験を持つ、俺。
再度、鎌倉を満喫すべく構想は練っていたのだが、ついに実行に移す!
早起きしてノリノリ状態で鎌倉駅に向かった。
駅について、まず向かったのが鶴岡八幡宮。
鎌倉幕府に深い歴史を持つ、場所だ。
ほー、なかなか建物も立派である。
とりあえず、賽銭を入れてお参り。
『お金が入りますように』 『売り上げがウンタラ...』など強欲なことばかりお願いする。
さて次の場所に行こうかなと思ったが、
「なにっ!!」
気になる屋台を発見。
でかい中華なべで炒った香ばしい香り、初めてみる驚き、ぎんなん屋。
さっそく購入したくなる。
でも「ぎんなん」といえばおいしいのだが、気になることがひとつ....。
「はい いらっしゃい!」
「あのー ひとつください。あっ、でもこれ、ニオイますか?」
「いや、これだけ火と通せば大丈夫だよ。....でもちょっと臭うかもね。」
結局、「くさい」ということですな。
俺は持ち帰りはまずいと判断してその場で食べたいと主張した。
「ではそういうことでしたら....。」
店のオヤジはおもむろに棍棒を用意する。
おいおい、ぎんなんを売らない気か!?それとも客を撲殺する気か!?
警戒のため、自慢のファイティングポーズ(蛇拳)をとろうとする俺。
その矢先
バン!バン!バン!!
オヤジはぎんなんをメッタ打ち。
そうすることで殻にヒビが入り、食べやすいらしい。
なーんだ。
....で食べてみたのだが、通常より大粒であったかくホクホク!
これは絶品!うまい!
どうやら正月までの期間限定らしい。
しかしマジ おすすめ ヽ(・(エ)・)ノ
ぎんなんを堪能、至福の時を過ごしていた俺。
しかし長くは続かなかった。
突然、携帯が鳴り出したのだ。
内容はお客からのクレーム電話。
トウキョウに戻らなくていけなくなった。
あーあ
「おのれー、鎌倉幕府!」
お賽銭のご利益なし。
鬼の形相で鶴岡八幡宮をにらみつける、俺。
結局、鎌倉に1時間しか滞在できず、帰るはめに。
リベンジならず。
by torororo1
| 2004-11-23 00:48
| つれづれ事
|
Trackback
|
Comments(2)